カハヴィラ・スオミ(Kahvila Suomi);ヘルシンキ「かもめ食堂」

映画「かもめ食堂」の舞台につかわれたヘルシンキのカフェ。英語に訳すと、「カフェ・フィンランド」ということになる。ウィンドウには「Kahvila Suomi」の下に「かもめ食堂」と銘打たれている。昼時で入れるかどうか心配だったのだが、ちょうど席が空いてい…

「地球の歩き方」と「絵で見て話せるタビトモ会話」とiPadと

フィンランドには本を2冊持っていった。ひとつは「地球の歩き方・北欧」A29 地球の歩き方 北欧 2010~2011作者: 地球の歩き方編集室出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2010/05/29メディア: 単行本 クリック: 13回この商品を含むブログ (6件) を見る こ…

スオッパケイティオ(Soppakeittiö);ヘルシンキのスープ専門店

ヘルシンキのスープ料理専門店。ハカニエミ・ホール(Hakaniemen halli)と、港に面したマーケット広場にあるオールド・マーケットホール(Wanha Kauppahalli)の2店があるが、行ったのは後者のオールド・マーケットホール店。シーフード・スープをとる。ラ…

フィンランド・郵便博物館

ヘルシンキ中央駅前にある中央郵便局にある博物館。フィンランドの郵便の歴史というわけで、それほど期待しないまま、入ったのだが、これが意外と面白かった。郵便配達人の制服の変遷とか、切手、絵葉書の変遷とか郵便の定番的な展示もあるのだが、デジタル…

フィンランド・アラビア博物館(美術館)

フィンランドの陶磁器メーカー、アラビアの工場9階にあるミュージアム。アラビアの名品の数々の陳列に加え、ロゴの変遷などの資料が展示されている。また、ここの窓からはアラビアの工場の全景を眺めることができ、その木々と融和した風景がまた美しかった…

マクドナルドのすごさは世界標準のトイレ?

トイレ砂漠のパリでマクドナルドを見つけると、オアシスを発見したような安堵感があった。ヘルシンキ郊外のマリメッコのファクトリー・アウトレットに行く途中、催した際にマクドナルドの黄色い「m」看板を見つけけたときも同じ安堵感があった。ブロンド美…

フィンランド・デザイン美術館

北欧デザインに関心を持っている者としては一度は行っておきたい美術館といえるのだろうが、思ったよりも小ぶりな美術館だった。1階はアルヴァ・アアルトの家具からノキアの携帯電話までのフィンランドの現代デザインの流れが展示される。2階はロシア皇帝…

フィンランド・アテネウム美術館

ヘルシンキ中央駅前にあるフィンランド最大規模の美術館。ちょうど「VIVA ITALIA」というイタリア現代美術の企画展が開かれていた。なかなか刺激的な展示だったが、キアズマ(現代美術館)との棲み分けがどうなっているんだろうかと考え込んでしまった。見た…

フィンランド・国立現代美術館キアズマ

ヘルシンキにあるフィンランドの現代アートの美術館。展示物はデジタルアートやインスタレーションが中心だった。ある展示室の中央で長身の美男美女がキスしている。ずっと動かず固まっているので、これも超リアルな作品かと思ったら、動いた...。本当の人間…

フィンランド航空のエンターテインメント・システムはLinuxだった

ヘルシンキに行くため、フィンランド航空(フィンエアー)を利用したのだが、映画、ゲームなどを座席前の液晶モニターで楽しむエンターテインメント・システムが不調。二度ほど再起動をかけることになったのだが、起動画面を眺めていたら、あの見覚えがある…

iPadとi文庫HDとDropbox、そして自作電子書籍と旅

今度、旅行に行くときには、iPadを持って行こうかと思っている。ホテルには無線LANもあるようだし、ウォールストリート・ジャーナルの名物記者、モスバーグがパリ旅行にiPadだけ持っていた際の体験を書いた記事も刺激になった http://t.co/MIDtCYB 。原文は…

モエレ沼公園

北海道・札幌市の郊外にある、イサム・ノグチが基本設計をした公園。公園そのものがイサム・ノグチの作品と言える。遊具などは、まさにノグチの世界。新緑が美しく、日曜なので家族連れも多かった。子どもたちが遊ぶ姿も脳裏に描きながら、ノグチは、この風…

北海道立近代美術館

三岸好太郎美術館から歩いて、すぐのところにあるため、覗いてみる。ちょうど留萌育ちの版画家、阿部貞夫の企画展を開いていたのだが、これが良かった。北海道の生活の中から切り取られて風景が美しい。この美術館は、エコール・ド・パリの国内外の作品を中…

北海道立三岸好太郎美術館

三岸節子の夫で、夭逝した天才画家、三岸好太郎の美術館。三岸節子のファンとなり、あとから三岸好太郎について知って、興味を持ったのだが、期待通り、インパクトのある作品が展示されている。31歳の若さでなくなった人なのに、画風はめまぐるしく変化して…

函館散策ーー朝市、赤レンガ倉庫、五稜郭、函館山、塩ラーメン

海が見える街はいいなあ。中でも函館はいい。適度に都会で、適度に田舎。適度にグローバルで、適度に日本的。で、行ったところは。 ・函館朝市 http://www.hakodate-asaichi.com/ 当たり前だけど、魚介類が新鮮。いいなあ。 ・金森赤レンガ倉庫 http://www.h…

上海雑技団・雲峰劇院

中国・上海といえば、雑技団ということで、見に行く。アクロバット・ショーという感じ。忍者のような曲芸。昔の浅草って、こんな感じだったのかなあ、と思わせる。まあ、浅草もよく知らないので、イメージだけなんだけど、見世物としてのサービス精神に満ち…

上海工芸美術館(Shanghai Arts and Crafts Museum)

中国・上海のフランス租界にある白亜の美術館。「上海工芸美術博物館」と紹介しているサイトも多い(どっちの訳語が正しいんだろう)。中は、象牙の彫刻やら、刺繍やら織物やら、切り絵やら、中国の工芸品が展示されると同時に、職人さんが中で作業をしてお…

上海美術館(Shanghai Art Museum)

中国・上海の人民広場の横(南京西路側)にある美術館。建物は格式ある古い建物だが、中身は現代アート。絵画よりもオブジェが面白かった。面白いのは絵画などはそのまま販売していることで、売約済の札が貼ってあったりする。もうひとつ不思議なのは、館内…

田中一村記念美術館

奄美大島にある田中一村の作品を集めた美術館。田中一村は・・・ 明治41年(1908)、栃木県に生まれました。18歳のときには、東京美術学校(現在の東京芸術大学)日本画科に入学するなど、将来を嘱望されながらも、病気や生活苦の中で中央画壇とは一線を画し、…

鶏飯(けいはん)

「とりめし」ではなく「けいはん」。奄美大島の郷土料理で、鶏、錦糸玉子、アサツキ、干し椎茸、海苔などの具をご飯の上に乗せてから鶏スープをかけて食べる、お茶漬けのような料理。これはいける。パパイヤの漬け物が付いていて、これがまた良い。 地元では…

インフォーマント!

インフォーマント! [DVD]出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ発売日: 2010/05/12メディア: DVD クリック: 11回この商品を含むブログ (18件) を見る 国際線の飛行機の中で見た映画。マット・デイモン主演、スティーブン・ソダーバーグ監督の映画だが、…

車でシーソー遊びをするシトロエンのCM

フランスのホテルで、テレビを見ていて、最もインパクトのあったCM。昨年から放映しているようだが、車の楽しさを前面に打ち出す。日本はエコとか、安さとか、楽しさよりも経済になってしまった。車に夢がなくなったし、夢を創ろうともしていないのかも。

モンマルトル美術館 Musée de Montmartre

サクレ・クール寺院の近く、モンマルトルの丘に建つ美術館。ミュージアムショップのレジと入館チケット売り場が一緒になっているので、最初はどこが入り口かわからなかった(ミュージアムショップは大体、出口にあるものなので)。加えて、事前に読んだ観光…

オランジュリー美術館 Musée de l'Orangerie

コンコルド広場に面したチュイルリー公園内にあり、クロード・モネの「睡蓮」の連作の360度展示で有名な美術館。所蔵品は印象派とポスト印象派が中心という。モディリアーニ、マティス、ピカソの絵があるが、個人のコレクションが中心なので、こぶりな美術館…

オペラ座 ガルニエ宮 Opéra national de Paris -- Palais Garnier

ガルニエ宮は、大階段、ロビー、ホールがあるオペラ座の劇場であり、博物館。大階段、ロビーは壮麗。エレベーターも格式がある感じ。ホールの天井には、シャガールの絵があり、シャンデリアを見ていると、「オペラ座の怪人」を思い出す。博物館では、ディア…

オルセー美術館 Musée d'Orsay

夕方のオルセー美術館は最高だった。入ったのは4時過ぎ。閉館時間は6時で、あまり時間はなかったのだが、その代わり、団体客はほぼ帰り、館内は空いていた。ゴーギャンやゴッホの作品をゆっくりと誰にも邪魔されず、真ん前で堪能することが出来る。至福の時…

装飾芸術美術館 Musées des Arts Décoratifs

ルーヴル宮の一角にあるインテリアを中心としたデザイン・アート美術館。中世・ルネッサンスから、アール・ヌーヴォー、アール・デコ、そして現代に至るまでのデザインの変遷を見ることが出来る。1940年代からは10年刻みで楽しめる。展示の仕方に工夫もある…

ヴェルサイユ宮殿美術館 Château de Versailles

ヴェルサイユ宮殿もまたMuséeであった。パンフレットを見ると、「ヴェルサイユ宮殿美術館」とある。宮殿そのものはもちろん、家具、彫像から絵画に至るまで全てが芸術作品。絶対王政というか、その権力のすさまじさを体感もする。そして、革命を経ても、これ…

ルーヴル美術館 Musée du Louvre

とにかくデカイ。とにかく広い。そして収蔵品がこれでもか、これでもか、と置いてある。午前中に行ったので、団体客が少なく、ミロのビーナスは地元の小学生の見学団がいただけ。モナリザにしても、すぐに最前列まで行けたから、それほどの混雑ではなかった…

ポンピドゥー・センター Centre Pompidou

パリにある現代アートの巨大施設。国立近代美術館をはじめ、図書館、映画館、劇場、音響音楽研究所が入っている。エレベーターは建物の外側にチューブ状に配置されている。企画展が開かれていた最上階の6階まで上がっていく。入ったのが夕方だったので、夜に…