森友文書改ざん問題、大阪地検・不起訴で思い出す本の数々

あぁ〜、ほんとにここまでやってしまうんだ。 学校法人「森友学園」(大阪市)への国有地売却を巡る一連の問題で、大阪地検特捜部は31日、前国税庁長官の佐川宣寿氏(60)や財務省職員らを不起訴処分にしたと発表した。決裁文書を改ざんした虚偽公文書作…

南北首脳会談で思い出したこと。在韓米軍、沖縄の在日米軍はどうなるのかな、と。

先週の韓国・北朝鮮の南北首脳会談。朝鮮戦争の年内終結宣言へ向けて合意した。 韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長は27日、軍事境界線がある板門店の韓国側施設「平和の家」で会談し、年内に朝鮮戦争の…

米国、安全保障担当補佐官の後任にフォードの幹部? フォードの幹部が軍事を担うと思い出すのは、この人...

トランプ政権、幹部の辞任はとまらないは、大使も多くの国で決まっていないは、もうグジャグジャ。北朝鮮との戦争に前のめりといわれるトランプを止めているのは、軍出身の3人衆たちといわれる。マティス国防長官、ケリー大統領主席補佐官、そしてマクマス…

株価下げたなあ。こんなときに読んでおきたい大暴落やバブルの本

いやあ、下げたなあ。東京株式市場... 6日の東京株式市場で日経平均株価は大幅安となり3日続落した。前日比1071円84銭(4.73%)安の2万1610円24銭で終えた。昨年10月以来の安値で、下落幅は2016年6月以来の大きさになった。前日の米大幅株安や軟調なア…

シェイクスピアの『リチャード三世』を読む

シェイクスピア全集 (7) リチャード三世 (ちくま文庫)作者: W.シェイクスピア,William Shakespeare,松岡和子出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 1999/04/01メディア: 文庫 クリック: 1回この商品を含むブログ (12件) を見る 「A horse! A horse! My kingdom f…

ロケット・ササキが逝く

日本の液晶開発の草分け的存在で、元シャープ副社長の佐々木正(ささき・ただし)さんが1月31日、肺炎のため死去した。102歳だった。葬儀は親族のみで行う。理事長を務めたNPO法人新共創産業技術支援機構が後日、お別れの会を開く。 シャープ、カシ…

津野海太郎『百歳までの読書術』を読む

百歳までの読書術作者: 津野海太郎出版社/メーカー: 本の雑誌社発売日: 2015/07/22メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (10件) を見る 紀田順一郎の『蔵書一代』は「蔵書家無残」というか、「蔵書家無情」とでもいったような蔵書家受難の…

紀田順一郎『蔵書一代』を読む

蔵書一代―なぜ蔵書は増え、そして散逸するのか作者: 紀田順一郎出版社/メーカー: 松籟社発売日: 2017/07/01メディア: 単行本この商品を含むブログ (10件) を見る 副題に「なぜ蔵書は増え、そして散逸するのか」。著者の紀田順一郎氏が約3万冊の蔵書を生前贈…

『リア王』を読んでみた

シェイクスピア全集 (5) リア王 (ちくま文庫)作者: W.シェイクスピア,William Shakespeare,松岡和子出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 1997/12/01メディア: 文庫 クリック: 3回この商品を含むブログ (21件) を見る 先日読んだ『ジュリアス・シーザー』が面白…

相撲協会騒動で思い出した三遊亭円丈の『御乱心』

日馬富士の貴ノ岩暴行事件に端を発し、貴乃花とモンゴル人力士との対立、さらには、このままじゃ分裂?と言いたくなるような最近の相撲協会騒動を見ていて、思い出したのが(全然関係ないんだけど)かつての三遊亭円生一門の落語協会分裂事件。で、その顛末…

陸海空、自衛隊を四文字熟語で表現すると...

冨澤暉『軍事のリアル』を読んでいたら、陸海空、自衛隊の特色・違いを表す四文字熟語があると、紹介されていた。それによると... 陸上自衛隊:「用意周到・頑迷固陋(または動脈硬化)」 海上自衛隊:「伝統墨守・唯我独尊(または頑迷固陋)」 航空自衛隊…

陳浩基『13・67』を読む

13・67 (文春e-book)作者: 陳浩基出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2017/09/30メディア: Kindle版この商品を含むブログ (2件) を見る 先週の日経の書評*1を見て、興味を惹かれ、読んでみた。これが面白かった。一気に読んでしまった。香港を舞台にした警察…

鈴木邦男『天皇陛下の味方です』を読む

天皇陛下の味方です[単行本]作者: 鈴木邦男出版社/メーカー: バジリコ発売日: 2017/08/19メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログを見る 鈴木邦男氏といえば、新右翼の論客として知られた人。それがいまやヘイトスピーチの「愛国」集団に「鈴…

白井聡『永続敗戦論』を読んで、戦後日本を考える

永続敗戦論 戦後日本の核心 (講談社+α文庫)作者: 白井聡出版社/メーカー: 講談社発売日: 2016/11/18メディア: 文庫この商品を含むブログ (9件) を見る 評判の本であり、友人からも必読といわれていたが、食わず嫌いと言うか、何となく敬遠していた白井聡の『…

シェイクスピア『ジュリアス・シーザー』ーーポピュリズムは昔々から

ジュリアス・シーザー (光文社古典新訳文庫)作者: シェイクスピア出版社/メーカー: 光文社発売日: 2013/12/20メディア: Kindle版この商品を含むブログ (1件) を見る 「ブルータスよ、お前もか」*1という名台詞は知っていても、読んだことがなかったウィリア…

ノーベル経済学賞も、早川書房キタ〜

今年のノーベル経済学賞は、この人... スウェーデン王立科学アカデミーは9日、2017年のノーベル経済学賞を米シカゴ大のリチャード・セイラー教授(72)に授与すると発表した。心理学を経済学に応用した「行動経済学」への貢献が評価された。 行動経済…

ノーベル文学賞は、カズオ・イシグロ。決まってみれば、今年は納得。

スウェーデン・アカデミーは5日、2017年のノーベル文学賞を長崎出身の英国の小説家、カズオ・イシグロさん(62)に授与すると発表した。 ノーベル文学賞の季節になると、日本は村上春樹祭りと化すが(ご本人にとっては、ファンと称する人たちやメディ…

中島岳志『親鸞と日本主義』を読む

親鸞と日本主義 (新潮選書)作者: 中島岳志出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2017/08/25メディア: 単行本この商品を含むブログ (3件) を見る 新潮社の「考える人」のメールマガジンに著者の中島岳志と五木寛之の対談が載っていて、興味を惹かれ、読んでみた。…

滝田洋一『今そこにあるバブル』を読んで、雑感

今そこにあるバブル (日経プレミアシリーズ)作者: 滝田洋一出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社発売日: 2017/08/09メディア: 新書この商品を含むブログ (1件) を見る このところ、バブルに関する本がブームになっているが、これは80年代のバブルの回顧では…

桐野夏生『夜の谷を行く』を読む

夜の谷を行く作者: 桐野夏生出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2017/03/31メディア: 単行本この商品を含むブログ (10件) を見る 連合赤軍事件を題材にした話題の小説。一気に読んでしまった。連合赤軍事件から45年が経っているのだな。先日、逃亡45年の果て…

アルミン・グレーダー『島 よくある物語』を読む

島 よくある物語作者: アルミン・グレーダー,畔上司出版社/メーカー: 飛鳥新社発売日: 2015/11/26メディア: 単行本この商品を含むブログを見る ある島に男が漂流してきて...という絵本。そこで語られるのは、移民をめぐるヨーロッパの寓話。寓話ということも…

町山智浩『最も危険なアメリカ映画』を読む

最も危険なアメリカ映画 『國民の創生』 から 『バック・トゥ・ザ・フューチャー』 まで作者: 町山智浩出版社/メーカー: 集英社インターナショナル発売日: 2016/10/26メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (9件) を見る トランプ政権の誕生…

森健『小倉昌男 祈りと経営』を読む

小倉昌男 祈りと経営: ヤマト「宅急便の父」が闘っていたもの作者: 森健出版社/メーカー: 小学館発売日: 2016/01/25メディア: 単行本この商品を含むブログ (8件) を見る 小倉昌男と言えば、ヤマト運輸の伝説的経営者であり、「宅急便」の生みの親。この本の…

ちかごろの世の中を見ていて思い出す本と映画

今日もまた、こんなニュース... 江戸時代以降の災害の教訓を将来に伝えるため、政府の中央防災会議の専門調査会がまとめた報告書を、内閣府がホームページから削除していることがわかった。一部に関東大震災時の「朝鮮人虐殺」についての記述が含まれており…

三鬼陽之助『東芝の悲劇』:東芝は50年余り前から悲劇の会社だった

巨額の赤字に沈み、いつまで経っても、まともな決算を出すことができず、迷走を続ける東芝。かつての名門、東芝はどうなってしまったのだろう。しかし、考えてみれば、昔から東芝は「悲劇の会社」だったのかもしれない。古本屋さんで見つけた三鬼陽之助の『…

佐藤優『大国の掟』を読む

大国の掟 「歴史×地理」で解きほぐす (NHK出版新書)作者: 佐藤優出版社/メーカー: NHK出版発売日: 2016/11/10メディア: Kindle版この商品を含むブログ (2件) を見る 副題に『「歴史×地理」で解きほぐす』。昨年のBrexit、トランプ政権の誕生、そして北朝…

星野源『いのちの車窓から』を読む

いのちの車窓から作者: 星野源出版社/メーカー: KADOKAWA発売日: 2017/03/30メディア: 単行本この商品を含むブログ (9件) を見る 以前からカルト的な人気のある人だったが、昨年、歌にドラマにコントに国民的歌手・俳優として大ブレークした星野源のエッセイ…

島田裕巳『神道はなぜ教えがないのか』を読む

神道はなぜ教えがないのか (ベスト新書)作者: 島田裕巳出版社/メーカー: ベストセラーズ発売日: 2013/01/09メディア: 新書 クリック: 1回この商品を含むブログ (3件) を見る 森本学園は神道系の小学校をつくろうとしていたなどといった話もあり、神道につい…

『日本会議の正体』『日本会議の研究』を読む

安倍政権を支える(支配する?)保守系団体として、そして憲法改正から森友学園問題まで、その名前が登場する組織として注目を集める日本会議について勉強してみたくなって、2冊ほど本を読んでみた。まず、この本日本会議の正体 (平凡社新書)作者: 青木理出…

米NSCからバノンが追われ、ベトナム戦争の教訓を研究したマクマスター補佐官の存在感が増す様子

トランプ政権が発足して以来、初めての明るいニュースかもしれない。 トランプ米大統領が米国家安全保障会議(NSC)を再編し、側近のスティーブン・バノン米首席戦略官・上級顧問をメンバーから外したことが5日わかった。複数の米メディアが伝えた。NS…