バンクーバー五輪、女子スケート追い抜きで銀メダル

バンクーバー五輪第16日の27日(日本時間28日)、スピードスケート女子団体追い抜き決勝が行われ、日本(穂積雅子=ダイチ、小平奈緒相沢病院田畑真紀=ダイチ)はドイツに敗れ、銀メダルとなった。日本は一時、ドイツに1秒7以上の差をつけたが、終盤に猛追に遭い、最後は100分の2秒差で逆転されて金メダルに届かなかった。15歳の高木美帆(北海道・札内中)の出場機会はなかった。

 メダルを狙える位置にあるとはいわれていたが、惜しかった。0.02秒差かあ。スケートは僅差の戦い。しかし、今日は津波警報があるので、なかなか放送されないので、ちょっとかわいそう。NHKのインタビューも途中で警報のために中断されてしまった。

日経記事が解く「なぜ浅田真央はキム・ヨナに負けたのか」

 日経の今日の朝刊に、原真子記者が「浅田 ライバルに完敗の理由/苦肉の大技頼み」という記事を書いている。原記者のフィギュアに関する解説記事はいつも独自の視点やネタがあって好きなのだが、今朝の記事を読んで、なぜ浅田が負けたのか、納得。トリプルアクセルの基礎点が9.5点、キム・ヨナが飛んだ3回転・3回転で10点。なぜ、3回転・3回転を飛ばないのかと思ったら、この記事を読むと、飛べなかったのか。浅田は、3回転ルッツ、サルコーが苦手で演技に組み込めなかったのだとか。しかも、きっかけは2007~08年シーズンのルール改正で判定が厳しくなり、浅田の踏み切りに減点の恐れが出てきたため。3回転ルッツをやめた結果、トリプルアクセルに行かざるを得なくなったのかあ。2008年からジャンプに問題が生じ始めたけど、それに気がつくのが遅れたのか。後手、後手になってしまったのだなあ。やはり全体としてのマネジメントの問題だなあ。

チリから1.2メートルの津波がやってきた

南米チリ中部の沿岸で発生した大地震で、気象庁は28日朝、最大で3メートルの津波が到達するおそれがあるとして、東北地方3県の太平洋沿岸部に大津波警報を発令した。津波警報は北海道から沖縄までの太平洋沿岸全域に出され、広範囲で1.2メートル〜10センチの津波が観測された。朝日新聞の集計(同日午後6時現在)では、少なくとも20都道県の約149万8千人に避難指示や勧告が出された。総務省消防庁などによると、同日午後8時現在、人的被害は確認されていない。
 大津波警報の発令は、230人の犠牲者を出した1993年の北海道南西沖地震以来。気象庁などによると、第1波は28日午後0時43分に小笠原諸島南鳥島に到達し、10センチを観測した。岩手県久慈市久慈港高知県須崎市の須崎港で1.2メートルを観測した。1メートルの津波が観測された北海道根室市の花咲港では防波堤が冠水。宮城県でも気仙沼石巻両市など2市3町で道路など8カ所が冠水した。

 チリ大地震で日本に津波というと、過去に例があったとはいっても、本当かと思うが、本当に来るのだ。東北では、1.2メートルの津波が観測される。でも、津波は映画と違って、ビッグウェーブが押し寄せるのではなくて、海の水位がぐぐっと上がっていく感じ。テレビニュースでは、ビデオを早回ししているところもあったし。

宮里藍が米女子ツアー2連勝

米女子ゴルフ、HSBCチャンピオンズ最終日(28日、シンガポール、タナメラCC、6457ヤード、パー72)首位タイでスタートした宮里藍は7バーディー4ボギーの69で回り、通算10アンダーで2週連続優勝を果たした。宮里は米女子ツアー3勝目。米女子ツアーでの開幕戦からの2週連続優勝は44年ぶりの快挙。

 オリンピックに目を奪われているうちに、宮里藍がすごいことになっていた。米女子ツアー開幕2連勝。昨年末で、勝ち方を体得したのだろうか。