JR宝塚線・電車脱線の大惨事

25日午前9時18分ごろ、兵庫県尼崎市久々知3丁目のJR宝塚線福知山線)尼崎―塚口間の第1新横枕踏切(警報機、遮断機あり)付近で、宝塚発同志社前行き上り快速(7両編成、乗客約580人)が脱線し、前から4両目までが脱線した。1、2両目は、線路から約6メートル脇の9階建てマンション(約40世帯)の1階部分に突っ込み、一部は建物に「く」の字形にまきつくようにして大破した。兵庫県警と尼崎市消防局によると、午後4時現在で、乗客ら50人の死亡が確認された。負傷者は約300人に上るという。

 ATSとかATCとか、鉄道運行安全システムの水準では日本は群を抜き、鉄道事故の大惨事は過去のことになったのかと思ったら、そんなことはなかった。これだけの大惨事はいつ以来だろう。まだ、これだけの事故が起きると言うことか。ATCが導入されていない路線らしいという報道もあるけど、こうした危険性を持った路線はどれだけあるのだろう。