スティーブ・マックィーンのすべて

伝説の映画スター、スティーブ・マックィーン生誕75周年、および没後25年にあたる2005年に制作されたドキュメンタリー。数々の代表作のクリップから彼の俳優としての軌跡を振り返るとともに、彼の共演者や友人たちが語る多くのエピソードから、不遇な子供時代や家族との生活、カーレースに賭ける情熱など、人間としてのマックィーンの素顔とその生涯が明かされていく。貴重なプライベート写真も満載。

栄光のル・マン [DVD] 昨晩、NHKのBS2で放映していたドキュメンタリー。スティーブ・マックィーンもドラッグと女に溺れていたとは知らなかった。70年代の「ドラッグとセックスの文化」に飲み込まれていってしまったということか。「栄光のル・マン」は、そんな最悪期の映画だったらしい。わからないもの。スティーブ・マックィーンには、ニール・アダムスという糟糠の妻がいて、「ゲッタウェイ」で競演したアリ・マッグローがマックィーンを奪ったのかと思っていたら、既に、そのころ夫婦生活は破綻していた。でも、ニール・アダムスには離婚後も連絡を取って、いろいろと相談し見ていたらしいから(このドキュメンタリーのメーンの語り手はニール・アダムスといってもいい)、不思議な関係。