ダカール・ラリー、治安悪化で中止

ダカール・ラリー(通称パリ・ダカ)の主催者は、レース開幕前夜の4日、テロ組織からと見られる脅迫と、モーリタニアの治安悪化を理由に、レースの中止を決定した。レース全体が中止となるのは、30年の歴史で初めて。

 パリ・ダカもついにテロとアフリカの治安悪化の前に屈した。グローバリズムが世界の不安を増幅しているのだろうか。こうなると、お金持ちのBRICsや中東産油国が組んで、壮大なシルクロード・ラリーでも企画した方がいいんだろうか。これもテロ危険地帯を避けて通ることは出来ないか。中国とロシアを走る分には大丈夫だろうか。