アップル、米音楽ソフト小売市場で2位に

米アップルは26日、2007年の米音楽ソフト小売市場で、ウォルマート・ストアーズに次ぐ2位に浮上したことを明らかにした。配信サービスが好調で、家電量販大手のベスト・バイを販売数量で抜いた。CDからインターネット経由へと音楽ソフト流通の変化が鮮明になるとともに、音楽業界でのアップルの躍進を裏づけた。調査会社NPDグループがまとめた音楽ソフトの企業別販売実績を基に、アップルが公表した。1曲ごとでも販売する配信の場合は12曲をCDアルバム1枚と集計。アップルの配信サービス「iチューンズ・ストア(iTS)」は販売数量で2位につけた。アップルはiTS利用者が5000万人を超えたことも明らかにした。

 iTunes Storeはついに全米2位の音楽販売店になってしまった。音楽の習慣を変えてしまってといっていいんだろうなあ。スティーブ・ジョブズはパソコン(Mac)、音楽(iTunes, iPod)、そして映画(Pixar)と、デジタル文化のど真ん中にいるなあ。電話(iPhone)もやっているし、まだまだデジタル文化革命を仕掛けていくのだろうか。マイクロソフトEUの制裁金を受けた日に対照的だなあ。