「筆を汚してはいけませんよ」
今朝の日本経済新聞朝刊「交遊抄」に、「散るぞ悲しき」の著者、梯久美子が、画家・童話作家の東君平との交流を書いていた。東の担当編集者だった梯がフリーライターになったときの話。
最後の原稿を取っての別れ際、君平さんは「筆を汚してはいけませんよ」と言った。「お金がなくなったら友達に借金するか男を騙すかしなさい。おかしなものを書くよりずっといい」。
日本経済新聞2008年3月1日朝刊「交遊抄」梯久美子「ポケットのノート」
作家らしい言葉だなあ。
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