東京株式市場は失速

7日の東京株式市場で日経平均株価は急反落。大引けは前日比432円62銭(3.27%)安の1万2782円80銭で昨年来安値を付けた1月22日以来1カ月半ぶりの低水準となった。米国の住宅市場の悪化を背景とした信用不安の高まりで6日の米株が大幅安となったことを嫌気し、銀行株が下落。急激な円高・ドル安進行への警戒感から自動車など輸出関連株も売られ、東証1部はほぼ全面安となった。東証株価指数(TOPIX)も大幅に反落した。

 こんな状態では、日本株を買えるわけもなく、東京株式市場は急落。しかし、一体、どうするつもりなんだろう。それでも日本は世界第二位の経済大国なのだから、潜在力を考えれば、まだ手の打ちようにあるだろうに。無策のうちに国が溶解し始めてしまった感じがする。