スコセッシ・オン・スコセッシ

アビエイター』公開を控えていた時期のマーティン・スコセッシにインタビューを敢行。スコセッシ自らが、自身のキャリア、映画について、初めて熱く語った。『グッドフェローズ』、『レイジング・ブル』、『タクシードライバー』、『ギャング.オブ・ニューヨーク』などの傑作の数々の創作秘話が、今、明らかに!
「ザ・シネマ」の番組案内

 朝、起きたら、CATVで放映していた。マーティン・スコセッシが半生と自作を語る。初の監督作品、「ドアをノックするのは誰?」(Who's That Knocking at My Door)から、ハーヴェイ・カイテルは出ていたんだ。それと、スコセッシが育ったのはリトル・イタリーで、「グッドフェローズ」のジョー・ペシみたいな連中が現実に周りにいたんだなあ。で、いろいろな作品についての思い出やら、自己評価が聞けて面白いのだが、「ニューヨーク・ニューヨーク」については一言も触れていなかった。別のところでは、あまりにも自由で収拾がつかなくなった作品というようなことを書いていたが、やはり、あまり思い出したくない映画なのだろうか。「ニューヨーク・ニューヨーク」の主題歌のほうはすっかりスタンダードになってしまったが。