ついにベンツも最終赤字に

自動車大手の独ダイムラーが17日発表した2008年12月期決算は、純利益が前の期比65%減の14億1400万ユーロ(約1700億円)だった。売上高は4%減の958億7300万ユーロ。高級乗用車「メルセデス・ベンツ」の低迷に加え、一部出資する米クライスラー関連の負担増が響いた。昨夏以降の欧州や北米の販売低迷で08年10-12月期はメルセデスの販売が2割減少。同期の最終損益は15億2600万ユーロの赤字に転落した。ダイムラーは09年の世界需要が前年比で10%縮小すると予想。工場の減産や非正規社員の削減などコスト圧縮を急ぐ。

 自動車大不況の津波からベンツも逃れきれなかった。ベンツも昨年10〜12月の米国は2割減収かあ。自動車産業総崩れの様相を呈してきたなあ。BMWはどうなんだろう。