日経記事が解く「なぜ浅田真央はキム・ヨナに負けたのか」

 日経の今日の朝刊に、原真子記者が「浅田 ライバルに完敗の理由/苦肉の大技頼み」という記事を書いている。原記者のフィギュアに関する解説記事はいつも独自の視点やネタがあって好きなのだが、今朝の記事を読んで、なぜ浅田が負けたのか、納得。トリプルアクセルの基礎点が9.5点、キム・ヨナが飛んだ3回転・3回転で10点。なぜ、3回転・3回転を飛ばないのかと思ったら、この記事を読むと、飛べなかったのか。浅田は、3回転ルッツ、サルコーが苦手で演技に組み込めなかったのだとか。しかも、きっかけは2007~08年シーズンのルール改正で判定が厳しくなり、浅田の踏み切りに減点の恐れが出てきたため。3回転ルッツをやめた結果、トリプルアクセルに行かざるを得なくなったのかあ。2008年からジャンプに問題が生じ始めたけど、それに気がつくのが遅れたのか。後手、後手になってしまったのだなあ。やはり全体としてのマネジメントの問題だなあ。