日産がタイ製の新型「マーチ」

日産自動車は2010年7月13日、コンパクトカーの新型「マーチ」を発売した。新開発の3気筒1.2Lエンジンを搭載し、アイドリングストップ付きモデルはクラストップの低燃費26km/Lを達成、車両本体価格は99万9600〜164万4300円。新型マーチは、副変速機付きの新世代エクストロニックCVT無段変速機)、低燃費と高いトルク性能を両立した日産初の3気筒1.2L「HR12DE」エンジンなど、燃費を向上させるパワートレインを採用。全モデルが75%エコカー減税と最大25万円のエコカー補助金に適合する。

 エコカー減税の期限が近づき、自動車の購買意欲が高まっているのだが、日産が新型マーチを発売。次に乗るのならば、街中で取り回しが楽な小さな車がいいとダウンサイジング志向を強めているので、かなりの有力候補。しかし、アイドリングストップ、3気筒、タイ工場製など、評価不能要因も。最後のタイ製については、グローバル時代、まあタイだろうがどこだろうが同じじゃないかという気もする。むしろ、アイドリングストップって、どんなものか、評価不能。環境にいいことは頭ではわかるが、フィーリングはどうなのだろう。違和感はないのか。それにシステムが複雑になると故障、不具合のもとじゃないかという不安も。技術信仰が揺らいでいる時代なのかも。3気筒も、4気筒から3気筒になって、どうなるのか、よくわからない。惹かれつつ、評価不能要因も。試乗レポートが出てくるのを待つか。