国のブランドイメージ、トップはカナダ、日本は6位

観光や投資の魅力を反映した国のブランドイメージ調査で、昨年首位の米国に代わり、今年はカナダ(昨年2位)がトップに立ったと、米ブランドコンサルティング会社「フューチャーブランド」が7日までに明らかにした。バンクーバー冬季五輪の成功が要因の一つとしている。米国は4位に後退し、日本は6位だった。

 国のブランドイメージ調査というのがあるのだ。以下に、もっと詳しい情報が出ている。

The USA has slipped three notches to No. 4 in an annual ranking of nations with the most favorable brand performance, says a new study.Climbing to the top spot (from No. 2 in 2009) is Canada, thanks in part to its success in hosting this year's Winter Olympics in Vancouver. Australia and New Zealand rank second and third. Rounding out the top 10 are Switzerland, Japan, France, Finland, the United Kingdom and Sweden.

 ということで、1位には前回2位のカナダが「バンクーバー・オリンピック」効果でランクアップ。これにオーストラリア、ニュージーランドが続き、「オバマ効果」で前回1位だった米国は4位に転落。5位からは、スイス、日本、フランス、フィンランド、英国、スウェーデンとなる。どのような国々の人たちを対象に調べた結果か、わからないが、基本的に安全で安定した国が選ばれている感じがする。日本も世界の中でみれば、まだ安全で安定した国なのだな。ただ日本は観光の魅力はあるのだろうが、投資の魅力があるのかどうかは判然としない。リストにある国の顔ぶれをみても、観光の比重が高いように見える。