暁の7人

 第二次大戦下、チェコ人部隊によるナチスのラインハルト・ハイドリヒ将軍暗殺を描いた映画。暗殺事件のあと、ナチスによる報復が始まり、仲間の裏切りもあってチェコ人部隊が全滅、主人公が自決するまでを描く。主演がティモシー・ボトムズであることからもわかるように暗い映画。英国映画かと思ったら、米国映画だった。ルイス・ギルバート監督が英国人だからか、あるいは、プラハでロケしているので、それが欧州的な暗さ、重さが画面に出てきたのかもしれない。まあ、題材そのものも暗いが...。
 WOWOWクエンティン・タランティーノの「イングロリアス・バスターズ」特集の一環として放映していたが、DVDは出ていない様子。iTunes Storeのほうにもないようだった。「暁の7人」というタイトルは、原題の「Operation Daybreak」から来ているのだろう。

暁の7人 [VHS]

暁の7人 [VHS]