ウィリアム王子の結婚は英国に800億円の経済効果。結婚をネタにした賭けも盛り上がる

 ウィリアム英王子とケイト・ミドルトンさんが来年予定している「ロイヤルウェディング」は、英国経済に6億2000万ポンド(約820億円)の押し上げ効果をもたらすという。調査会社バーディクトが17日発表した。チャールズ皇太子と故ダイアナ元妃の長男であり、王位継承順位第2位のウィリアム王子は16日、ミドルトンさんとの婚約を発表。挙式は来年の春または夏に行われる予定だが、小売り大手アスダはすでに、1個5ポンドの婚約記念マグカップを売り出している。

 世の中、何でも数字に置き換えて考える人たちがいるが、英国のウィリアムズ王子の結婚効果も早速、計算されている。800億円かあ。便乗して騒ぐ英国以外の国々もあるから、世界全体でみると、1000億円を超えるのかな。で、結婚式が終わったら、今度は、最初の子供は男か女か、名前は何かで賭けをするんだろうな。英国のことだから...、と思っていたら甘かった。既に賭けは始まっていた。

ウィリアム王子とケイト・ミドルトンさんの婚約発表から一夜明け、イギリスでは、結婚式の日取りから、ドレスの色などをめぐる賭けが早くも活況になるなど、久しぶりの王室の慶事に沸いている。ロンドンのブックメーカーでは、ケイトさんの結婚式での衣装のデザイナーの名前、そしてハネムーンの行き先が、早くも賭けの対象になっている。ブックメーカー会社の広報担当者は「74%の人が、新婚旅行の場所はケニアだと賭けているよ」と話した。

 まあ、よく考えてみれば、英国人が、こんな面白い話を放っておくわけはないな。ちなみに、日取りについては、こんな報道が

Prince William and his fiancee Kate Middleton's wedding date has certainly become talk of the town. Paddy Power is offering bets on the royal wedding, with the Saturday August 13 the current favourite at 3/1. Saturday August 6 has odds of 4/1, while Saturday July 30 - which is just a day after what would have been the 30th wedding anniversary of William's parents, the Prince of Wales and Diana, Princess of Wales - is on offer at 10/1.

 結婚式は今のところ、2011年8月13日(土)が3対1で一番人気のオッズ。続いて、8月6日(土)が4対1。チャールズ、ダイアナ成婚30周年の7月30日(土)は10対1のオッズだとか。好きだなあ。ともあれ、結婚をめぐり、英国では一気にカネが動くなあ。
ナショナル ジオグラフィック[DVD] 世界のロイヤルファミリー プリンセス・ダイアナと英国王室物語―世界を騒がせたロイヤル・ヒロインたちの愛憎劇 (別冊歴史読本 (96)) イギリス人は何にでも賭ける─そのチャレンジング・スピリットの由来