FIFA会長選はブラッター会長も買収疑惑で聴聞されるという泥仕合に

国際サッカー連盟(FIFA)は27日、ブラッター会長を29日の倫理委員会で聴取すると発表した。アジア連盟(AFC)のハマム会長らも買収疑惑で同日に聴聞されることになっており、6月1日のFIFA会長選に立候補しているブラッター、ハマム両氏がともに倫理委にかけられる異例の事態となった。

 サッカーというスポーツは美しいが、FIFA国際サッカー連盟)は金まみれで醜悪という批判があったが、その醜悪な面がもろに出て、会長選は泥仕合の様相を呈してきた。6月の会長選挙に立候補したアジア連盟のハマス会長が投票をめぐる買収疑惑で倫理委員会の聴聞を受けることになったと思ったら、現職のブラッター会長も買収疑惑で聴聞の対象に。完全に泥仕合になってきた。ブラッター会長には依然からカネ絡みの噂があったが、これが組織の正常化のきっかけになるだろうか。それともサッカーというグローバルビジネスの利権をめぐる醜い争いがさらがに醜悪な様相を呈してくるのだろうか。
★Global Economy - Fifa to launch investigation of Blatter- FT.com => http://on.ft.com/kolVsX
FIFA's presidential election: Beautiful game, ugly politics - The Economist http://econ.st/jkYPzY

ワールドカップは誰のものか―FIFAの戦略と政略 (文春新書)

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