フランス、今度は大臣が性的暴行容疑で辞任

フランスのジョルジュ・トロン公務員担当相(53)は29日、女性2人からこのほど性的暴行容疑で告訴されたことを受けて辞任した。首相府が声明で明らかにした。トロン担当相は同日、サルコジ大統領に提出した書簡で容疑を否認したが、事実上の引責で政権には打撃。

 欧米から「セクハラ天国」といわれる日本だけど、それはフランスのことでしょう、と言いたくなってしまうような事態。IMFの専務理事の事件に続いて、今度はフランスの公務員担当相が部下の女性から性的暴行容疑で告訴される。世界は乱れてしまったのだろうか。それとも、これまで「私生活」の影に隠れていた闇が一気に白日のもとにさらけ出されたということなのだろうか。
★「性的暴行受けた」元部下が告訴、仏閣僚辞任(読売新聞) => http://bit.ly/iyxbdL
IMF前専務理事が保釈 足首に電子監視装置つけ軟禁へ (朝日新聞社) => http://bit.ly/j6xSaI

壊れる男たち―セクハラはなぜ繰り返されるのか (岩波新書)

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