モナコ・グランプリ、小林可夢偉が日本人過去最高の5位

F1世界選手権シリーズ今季第6戦、伝統の第69回モナコGPは29日、モンテカルロ市街地コース(1周3.340キロ)で23台が出走して78周の決勝を行い、小林可夢偉ザウバーフェラーリ)が5位に入った。5位は日本人のモナコでの過去最高で、入賞は2008年の中嶋一貴(7位)以来2人目。

 モナコ・グランプリ。昨晩、何となく中継を見始めたら、面白くて最後まで見てしまった。小林可夢偉は大健闘の5位。一時は4位でフィニッシュかと思う場面もあったのだが、クラッシュでセーフティカーが入ることになってしまい、それが追いつかれるきっかけになってしまった。しかし、久しぶりにモナコ・グランプリを見て驚いたのは、公道レースで道幅が狭く、追い抜ける場所が限られ、先行優位といわれていたモナコで、各レーサー(F1パイロットというのか)が積極果敢に追い抜きをかけ、それが成功していたこと。車の性能の変化もあるのかもしれないが、モナコのF1が華やかなだけでなく、一段とアグレッシブで面白いレースの舞台になっていた。

可夢偉が、右京に!

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