菅首相退陣で、自民・民主の大連立に動き出す?

 民主党の岡田幹事長がこんな発言...

民主党岡田克也幹事長は5日午前、菅直人首相退陣後の政権について「物事をスムーズに決めていくため、特に東日本大震災と税と社会保障の一体改革という大きな課題を乗り越えるためには期限付きの大連立が望ましい」と述べ、自民党などとの大連立政権の樹立を目指す考えを示した。都内で記者団に答えた。

 そして自民党の石原幹事長がこんな発言...

自民党の石原幹事長は、菅総理大臣が退陣した後の民主党の新たな体制次第では、期限を区切って大連立を組むことも前向きに検討する考えを示しました。「私たちは新しい体制を作って、これからの日本のことを考えていかなければならない。向こう(民主党)がどうなるかを見て、できた体制と、閣内、あるいは閣外の協力、期限を区切ってやっていかなければならない」(自民党 石原伸晃幹事長)

 東日本大震災からの復興・復旧の大義名分の下、民主党自民党が期限を区切っての大連立が動き出すのか。民主党の前原氏も、こんな発言...

民主党前原誠司前外相は5日のフジテレビ番組で、菅直人首相退陣後の後継首相に関し「この国をどう導くかの気概と、時限的連立でテーマを絞ってやりきる覚悟を持てるかどうかだ」と述べた。後継首相を決める党代表選に立候補するかどうかは明言を避けたが否定もせず、今後の出馬に含みを残した格好だ。

 民主党は小沢、鳩山、菅の旧勢力を外し、自民党も森、町村の旧勢力を排除して、世代交代連立をつくれば、それなりの迫力は出てくるが、そうした流れをつくれるのかどうか。それが現実化すれば、そのまま新世代だけで一緒に党をつくってしまったりして。
 で、いま人気のある政治家というと...

読売新聞社が3?4日に実施した全国世論調査で「次の首相に誰が最もふさわしいと思うか」を聞いたところ、党内では前原誠司・前外相が14%でトップに立ち、枝野官房長官と岡田幹事長が9%で次点で並んだが、3人とも一長一短ある状況だ。

 以上は読売の調査が、日経の調査では...

「誰が次の首相にふさわしいですか」との問いでは、自民党石破茂氏がトップ。民主党の有力政治家に大差をつけているだけでなく、自民党の顔である谷垣禎一総裁の4倍の支持を集めました。石破氏を選んだ読者からは「防衛問題など政策通」(50代男性)といった政策面での手腕への期待のほか、「パフォーマンスが少なく信用できそう」(40代女性)など、人柄を評価する声が集まりました。2位は内閣不信任決議案での「造反劇」を仕掛けた小沢一郎民主党代表。支持理由としては「この国難を乗り切れる唯一の政治家」(60代男性)といった意見が寄せられました。3位は民主党前原誠司氏。世代交代を望む読者から支持されているようです。

自民党で言うと、石破氏が次代のキーパーソンだろうか。政治は再び動き出すか。

日本復興計画 Japan;The Road to Recovery

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