ブラックベリー苦戦。RIMは減益、株価も急落

スマートフォン（高機能携帯電話）「ブラックベリー」を展開するカナダのリサーチ・イン・モーション（ＲＩＭ）が16日に発表した３-５月期決算は、純利益が前年同期比10％減の６億9500万ドル（約560億円）だった。米アップルの「ｉＰｈｏｎｅ（アイフォーン）」などとの競争で苦戦し、販売が伸び悩んでいることが響いた。（略）売上高が市場予想の51億9000万ドルに達しなかったほか、同日公表した６?８月期の売上高予測（42億-48億ドル）も市場予想の54億9000万ドルを下回った。ＲＩＭ株は同日の時間外取引で成長鈍化を嫌気した売りが膨らみ、同日終値より一時15％超下落した。

　米国のビジネスピープル御用達といえば、ブラックベリー。米国の映画やテレビを見ていても、経営幹部、弁護士などエリート・キャラクターはブラックベリーを持っているのが小道具として必須だった。現実に会った米国から来たビジネスマンもブラックベリーを持っていたし、外資系の人たちもブラックベリーがお気に入りだった。しかし、iPhoneとアンドロイドの攻勢の前に、さすがのブラックベリーの成長にもカゲリが見えてきたらしい。盛者必衰なんだろうか。別の記事を読むと、リストラも発表されているらしい。
★RIM、第1四半期決算とレイオフ発表--売上目標に届かず - CNET Japan => http://bit.ly/jNSQjD
★加ＲＩＭの3─5月期は大幅減益、見通し下方修正で株価急落 - Reuters => http://bit.ly/iwm32m

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