ウィンブルドン男子準々決勝、フェデラー、ツォンガの強烈サーブに散る

男子シングルスは準々決勝。過去6回優勝のロジャー・フェデラー(スイス)が第12シードのジョーウィルフリード・ツォンガ(フランス)に6-3、7-6、4-6、4-6、4-6で敗れる波乱があった。

 出だしはフェデラーで決まりの試合かと思った。第1セットは楽にとったが、第2セットからツォンガがリズムを取り戻し、強烈なサービスも決まり始めて、両者譲らず、タイブレークの末、フェデラーが勝つ。でも、フェデラーもブレークされるわけでもなかったので、第3セットもタイブレークで決まるのかと思ったら、ますますツォンガが調子を上げてくる。ノータッチ・エースも目立ち始め、これはわからないと思い出したら、ツォンガがフェデラーをブレークし、第3セットをとる。そこでテレビ観戦をやめて、寝てしまったのだが、起きたら、第4セットも第5セットもフェデラーがひとつブレークされただけで負けてしまった。男子も世代交代なのかなあ。ナダルvsフェデラーの決勝を見たかったが、世の中、そうは甘くなかった。
 で、ほかの準決勝の組み合わせは...

テニスのウィンブルドン選手権第9日は29日、ロンドン郊外のオールイングランド・クラブで行われ、男子シングルス準々決勝で2連覇を狙うラファエル・ナダル(スペイン)と第4シードのアンディ・マリー(英国)が勝ち、ベスト4が出そろった。準決勝はナダル - マリー、ノバク・ジョコビッチセルビア)- ジョーウィルフリード・ツォンガ(フランス)の組み合わせとなった。

 ナダルジョコビッチ、マレーは順当に勝ち上がり。マレーは地元英国とあって、ナダルvsマリー戦は激闘になりそうだし、ツォンガも調子を上げてきているだけに、ジョコビッチとの戦いも注目。どちらの試合も面白そう。

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