女子ワールドカップ、日本がPK戦の末、米国をくだし、初優勝。

サッカーの女子ワールドカップ（Ｗ杯）は17日、当地のワールドカップ・スタジアムで決勝戦を行い、日本が初優勝を飾った。年代別の大会を含めて国際サッカー連盟（ＦＩＦＡ）が主催するＷ杯で日本が優勝するのは男女を通じて初めて。試合は１―１のスコアのまま延長戦に突入、ここでも１点ずつ取り合って互いに譲らず、最後はＰＫ戦（３―１）で決着した。

　米国は強かった。しかし、日本はそれ以上にタフだった。前半から米国ペース、後半早々、１−０と米国に先行されたときは、もう、これで終わったと思った。寝ようかと思ったら、追いついたので、びっくり。延長戦前半、米国に２−１と先行されたときも、これで終わったと思った。でも、終わらなかった。後半終了間近、澤のゴールで追いついたのに再度、びっくり。PK戦では、海堀がいきなり相手のPKを止め、これで流れが一気に日本に来た。米国は終始、日本を圧倒していたが、勝ったのは日本。それにしても、ワールドカップで日本が優勝するとはサプライズだなあ。で、やはり、日本は女性が強いのだなあ。
　澤が今大会のMVPに選ばれていた。得点王だっただけではなく、好守にわたってチームをリードしていた。一方、米国のキーパー、ソロ、最初の得点を決めたモーガンなど、サッカーのレベルだけではなく、米国代表はビューティ度も高かった。

ほまれ ---なでしこジャパン・エースのあゆみ