リインベント・トイレット! ビル・ゲイツがトイレ革命の支援へ32億円

マイクロソフトビル・ゲイツ会長夫妻が運営する財団は19日、1700年代の水洗トイレ発明以来、あまり注目されることのなかったトイレ工学の革新を促すため、各国の大学に4150万ドル相当の補助金を拠出すると発表した。▼ビル&メリンダ・ゲイツ財団によると、現代の水洗トイレは1775年に発明されて衛生革命をもたらし、多くの人命を救ってきた。しかし途上国では上下水道が整備されていないところも多く、コストがかかりすぎるなどの事情から、現代のトイレはまだ世界の3分の1にしか普及していない。さらにトイレ自体が汚物を処理できるわけではないという問題もある。

 ビル・ゲイツの財団が、次世代トイレ開発の支援に乗り出すのという。4150万ドルというと、今日の為替レートで約32億7000万円。途上国はもちろん、中国だって郊外に行くと、トイレは「おえっ...」という状況にあるのだが、ビル・ゲイツも、そうした環境に目をつけたか。いまや水は貴重な資源だし、次のトイレ革命として、どのようなものを考えているのだろう。理想は、紙も水も使わないシステムなんだろうか。
★The Bill & Melinda Gates Foundation 公式サイト => http://bit.ly/pw9wmD
★Let’s Reinvent the Toilet | Bill & Melinda Gates Foundation => http://bit.ly/nxIHyI
ビル・ゲイツの財団が世界のトイレの改善に4200万ドルを拠出 - TechClunch => http://bit.ly/nuPfAt

トイレの話をしよう 〜世界65億人が抱える大問題

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