佐賀県の古川知事は、原発サイドの人だったのか...。九電が記録したメモが...

九州電力玄海原子力発電所佐賀県玄海町)の再稼働を巡る「やらせメール」問題で、大坪潔晴・前佐賀支店長(現・佐賀支社長)がまとめた古川康佐賀県知事の発言メモの概要が6日、判明した。再稼働に向けた具体的な段取りを示した上で、懸念材料として「国サイドのリスクは菅首相の言動」と指摘している。九電の第三者委員会が、知事発言が事実かどうか確認を進めるが、メモは事実と一致する内容を含め克明に記されており、古川知事が再稼働のために賛成投稿を要請していた可能性が出てきた。

 ここへきて佐賀県の古川知事と、原発推進やらせメール問題に揺れる九州電力との間の関係が話題になっているが、今度は九州電力が記録したメモが。要するに、再稼働ありきの原発推進村の人なのだなあ。何だか原発推進派の人には「策略」が多すぎるなあ。原発推進派の電力会社も官僚も自治体も政治家も、目的達成のためには手段を選ばず、政治工作に熱心だったニクソン大統領みたいな人たちの集まりに見えてきてしまう。菅首相もどうかと思うけど、菅首相のような野蛮さがなければ、原発の安全性をめぐる論議が推進派の工作によって消えていってしまったのだろうか。
佐賀県議に働き掛け要求 知事発言、九電がメモで残す - 47NEWS => http://bit.ly/r9HsFd
★やらせメール問題、佐賀知事が「容認の声を」 : 読売新聞 => http://bit.ly/omSTmP

玄海原発は大丈夫か?~玄海原発から半径80km圏内に故郷を持つあなたへ~ (シリーズ故郷と“地元”原発を考える)

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