ニューヨーク、今度は急反発。ジェットコースター相場になってきた。欧州は空売り規制

11日の米株式相場は大幅反発した。ダウ工業株30種平均は前日比423ドル37セント（3.9％）高の１万1143ドル31セント、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は同111.63ポイント（4.7％）高の2492.68で終えた。欧州株の上げにつれた。欧州の債務問題が金融システム不安につながるとの警戒感で前日に大きく下げた米金融株が反発したことも相場を押し上げた。

　下がって、上がって、下がって、また上がって...。それが600ドルとか、400ドルとかいう値幅の動きだから、まさにジェットコースター相場。こういのはボラティリティが高いというのだろう。こうした乱高下の中で、儲ける人もいるのだろうが、それ以上に傷を深める人もいるのだろうな。これもバブルの崩壊を経験した日本人としては、デジャブだなあ。しばらく、何か経済指標の発表があるたびに、これはプラス、これはマイナス、これでは不十分、これは出来過ぎと、わかったような、わからないような理由で、激しく上げたり、下げたりするのだろうなあ。一方、フランス、ベルギー、イタリア、スペインは株式の空売りを一時禁止する。売り要因を排除しようというのだろうが、本質的な話ではない。むしろ、こうした国が狙い撃ちされたりして...。
★欧州、株式空売りを一時禁止　仏伊など４カ国 - 47NEWS => http://bit.ly/ns88sA

米国製エリートは本当にすごいのか?