米インターネット検索大手グーグルと米携帯電話機大手モトローラ・モビリティ・ホールディングスは15日、グーグルがモトローラを125億ドル(約9600億円)で買収することで合意したと発表した。
グーグルがモトローラを買収することで合意したという。グーグルがハード会社を持つことに意味があるのかどうか...。「アンドロイドのオープン性は維持される」とグーグルは言う。アンドロイド端末の開発を推進したいのかもしれないが、グーグルがハードに進出することで疑心暗鬼を生むのではないか。場合によっては、ハードメーカーを持つことがグーグルの重荷になったりしないのか。グーグルとモトローラが組んで、端末のユーザビリティにイノベーションが生まれることがあるのだろうか。買収に対する評価は分かれるのかもしれないなあ。やるのならば、もうとことんやって、ノキアも買収したりしないのだろうか。
【追記】
グーグルとしては、モトローラが持つ特許が欲しかったらしい。モバイル分野では特許合戦になっているが、取引するにバーターとなる特許が必要で、グーグルは特許を求めているという観測は以前からあった。しかし、それにしても、ソフトの会社がハードの会社をうまく経営できるのだろうか。特許についてくる負の資産のほうが大きかったりして...。
★速報:Google、Motorolaを125億ドルで買収―ラリー・ペイジ、「Androidのオープン性は維持される」TechClunch Japan => http://bit.ly/oL1LLh
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