円相場が一時、1ドル75円台。戦後最高値を更新

19日のニューヨーク外国為替市場で円高が加速し、円相場は、一時1ドル=75円台に突入し、今年3月につけた戦後の最高値を更新しました。 19日のニューヨーク市場では、アメリカ経済の先行き懸念に加えて、アメリカのFRB連邦準備制度理事会が新たな金融緩和に踏み切るのではないかという見方が広がり、ドルを売って円を買う動きが強まりました。

 米国経済が低迷、米国は金融緩和に向かう可能性があるし、一方で、日本の円売り介入にも限界があるだろうと...。そんなこんなで、ついに1ドル75円台に一時、突っ込む。しばらくは、こんな感じが続くのかなあ。

デフレと超円高 (講談社現代新書)

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