基準地価、住宅地は20年連続の下落。一般市民の資産価値は「失われ続ける20年」
国土交通省は20日、2011年7月1日時点の都道府県地価(基準地価)を発表した。住宅地の全国平均はマイナス3・2%で20年連続、商業地は同4・0%で4年連続の下落となったが、下落率は三大都市圏(東京、大阪、名古屋)を中心に縮小。東日本大震災で甚大な被害を受けた岩手、宮城、福島、千葉4県の計93地点は「判定不能」などとして調査を休止したが、調査継続地点では大きな下落が目立った。
住宅地が20年連続のマイナスというのは、すごい。バブルの崩壊後、20年にわたって住宅地の資産価値が壊れ続けているということか。「失われ続ける20年」ということなんだなあ。地価下落を前提に生活設計やビジネス構築を考えたほうがいいということなんだろうか。
変わる生活 変わるビジネス―地価下落、少子・高齢化で実現する暮らしよい社会
- 作者: 川口順子
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 1999/10
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