インターネット通販大手の米アマゾン・ドット・コムは28日、米ニューヨークで発表会を開き、タブレット型多機能端末「キンドル・ファイア」を披露した。価格は199ドル(約1万5000円)に抑え、この市場を事実上独占している米アップルの「iPad」(499ドル)追撃を狙う。
以前から噂されていたアマゾンの新型タブレット端末「キンドル・ファイア」をついに発表する。アンドロイドを使い、iPad対抗機種として話題になっているが、いくつか記事を読んでいると、アマゾンのコンテンツ・サービスを楽しむための事実上の専用端末という感じがしてくる。カメラも、マイクも、3G無線もない思い切りの良さ。ブラウザーも電子メールソフトもついているらしいが、純粋に映画や音楽や電子書籍・雑誌、ゲームなどのコンテンツを楽しむことに目的を絞っているようにみえる。アマゾンは米国では既に、映画見放題のプライム・サービスなどを展開しているから、そのサービスのための専用端末のようにもみえる。
E ink採用のキンドルもラインナップを一新しているし、アマゾンのサービスを気楽に楽しめる端末を、お手頃な価格で、ということなのだろう。iPadか、キンドルか、というよりも2台持ちする人が結構、出てくるのかもしれない。ただ、これはサービスあっての端末。日本での展開はどうなるのだろう。日本で買っても、使えるのはAmazon.comが提供する電子書籍だけなのだろうか。
★Kindle Fire - Amazon.com => http://amzn.to/ruFvT9
★アマゾン、タブレット「Kindle Fire」を発表--価格は199ドル - CNET Japan => http://bit.ly/qi6fDe
★アマゾン、E Ink採用「Kindle」3機種を発表 - CNET Japan => http://bit.ly/nPrSjh
★ベールを脱いだKindle4製品 - Amazon「タブレットではなくサービス」- マイコミジャーナル => http://bit.ly/obWvex
★米アマゾンの「キンドル・ファイア」、知っておくべき8つのポイント - IBTimes => http://bit.ly/mVv2nP
- 作者: スティーブン・ウィンドウォーカー,日経BP社出版局,倉骨彰
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2010/05/20
- メディア: 単行本
- 購入: 5人 クリック: 74回
- この商品を含むブログ (25件) を見る