おお、ついにカラシニコフの時代が終わる? ロシア軍が購入を停止

ロシア軍は、旧ソ連で開発されたカラシニコフ自動小銃を既に必要量の「数十倍」所有しており、かつ性能的に時代遅れだとして、購入停止を決めた。ロシア紙イズベスチヤなどが29日までに伝えた。軍需企業は後継となる銃の開発を急いでおり、年内の公開を目指している。

 1947年に開発されて以来、既に60年以上にわたって世界の紛争地帯で“愛用”されているカラシニコフの時代がついに終わるのだろうか。「カラシニコフ」「AK47」は旧ソ連が生み出した最大のブランドだったのかもしれない。「コカコーラ」や「マクドナルド」と同じぐらい世界に知られている名前かも。新しい銃も、開発者個人の名前を冠したものなのだろうか。それとも、記号か。あるいは「プーチン」とか為政者の名を付けてしまうのか。そして、ロシア軍は購入をやめても、構造が単純で故障が少ないといわれるカラシニコフは途上国の紛争地帯では今後も主役なのだろうか。まあ、カラシニコフの名が忘れ去られる日が、世界が平和になった日なのだろうけど。

カラシニコフ銃 AK47の歴史

カラシニコフ銃 AK47の歴史