福島市大波地区の新米からセシウムが検出され、出荷停止に

福島市大波地区の農家が生産した玄米から暫定規制値(1キログラム当たり500ベクレル)を超える放射性セシウムを検出した問題で、政府は17日、同地区で今年生産したコメを出荷停止するよう福島県に指示する方針を固めた。同日午後に公表する。同地区の今年生産したコメについては福島県が16日に出荷を当面見合わせるよう要請している。

 「どうして?」というより「やっぱり」と思ってしまうところが哀しい。福島原発事故で、どれだけの放射能がばらまかれたのかと思う。やみくもに安心させようとした結果、不安をばらまいてしまった感じ。大事なのは目先のことだから、それでいいと思ったのだろうか、ご当局は。食物に対する不安を、また風評と言うんだろうけど、根っこには、お上や商人さんたちに対する強烈な不信感がある。結局、近代化以前から、この社会構造は変わらないのだなあ。
環境省:送られた汚染土壌、職員が空き地に投棄…自宅近く - 毎日新聞 => http://bit.ly/vJjIDN

食品の放射能汚染 完全対策マニュアル (別冊宝島) (別冊宝島 1807 スタディー)

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