「サッカーのことしか知らない監督は、サッカーのことさえ知らない人間になってしまう」

「わたしは昔、かなり高齢の先生に哲学を教わったことがある。当時わたしは、自分に必要な学問は何であるか、いろいろ悩んでいた。彼はある日、わたしに、『サッカーの監督になりたいか?』と尋ねた。わたしが『なりたい』と答えると、彼はこう言った。『サッカーのことしか知らない監督は、サッカーのことさえ知らない人間となってしまうだろう』。

 レアル・マドリードモウリーニョ監督が語る老師の言葉(モウリーニョモリーニョ、2つの表記があるが、どっちなんだろう)。含蓄があるなあ。これはサッカーだけのことだけではないだろう。「サッカー」を「◯◯」にすれば、あらゆる分野で通用する言葉かも。

モウリーニョの流儀

モウリーニョの流儀