特別手配の容疑者が自首しても、窓口が違うと...。うーん...

平田容疑者が丸の内署に出頭する前、東京・霞が関の警視庁本部を訪れ、庁舎前で警備のために立っていた機動隊員に名乗り出ていたことがわかった。平田容疑者はその場で身柄を拘束されず、機動隊員の指示で同署に1人で向かったという。捜査関係者によると、平田容疑者は機動隊員から「近くに丸の内署や交番があるからそこへ行くように」と言われたという。その後、約650メートル離れた同署の前に立っていた署員に名乗り出たという。本部からは歩いたとみられる。

 オウム真理教事件の平田容疑者、丸の内署で逮捕されたが、その前に警視庁へ行っていた...。で、その件ならば、ここではなくて丸の内署か交番へ行け、と...。えぇぇ〜〜。お役所名物の窓口のたらい回し...。警察も役所ではあるが、特別指名手配の容疑者を窓口が違うといって身柄を拘束しなかった...。お役所仕事もここまで来たのか...。テロの容疑者が、皇居の脇をぐるっと回って桜田門から丸の内に回ったの...。警察官が誰も付かずに...。これでは警察庁長官が狙撃されたのも無理はないのかもしれない。帝都の治安は一体、どうなっているのだろう。

時効捜査 警察庁長官狙撃事件の深層

時効捜査 警察庁長官狙撃事件の深層