箱根駅伝、往路も復路も新記録で、東洋大がぶっちぎりの優勝

今年の大学箱根駅伝は、東洋大が2年ぶり3度目の総合優勝を果たした。3日の神奈川県箱根町から東京・大手町までの復路109・9キロも、前日の往路1位だった東洋大が復路も5時間26分51秒の新記録で制し、通算10時間51分36秒の大会新。

 東洋大学は、坂登りの神様、柏原だけのチームではなかった。区間トップが相次ぎ、区間新も連発。圧倒的な新記録で箱根を制した。強い。とにかく強い。あまりにも強すぎて、勝負への関心が吹き飛ぶほど強かった。大体、復路は8位以下が繰り上げスタートで、途中は誰がどの順位か、わからない。うーむ。東洋大以外で目立ったのは、3位に食い込んだ明治と5位の青山学院だろう。青山は意外や意外の強さだった。

箱根駅伝ガイド決定版 2012 (YOMIURI SPECIAL 63)

箱根駅伝ガイド決定版 2012 (YOMIURI SPECIAL 63)