米格付け会社スタンダード&プアーズ(S&P)は、フランスの長期ソブリン信用格付けを「AAA」から「AA+」に引き下げた。同時に、短期ソブリン信用格付けの「A─1+」は据え置いた。これに伴い、2011年12月5日に行ったフランスを格下げ方向で見直すクレジットウォッチへの指定を解除した。長期ソブリン格付けの見通しは「ネガティブ」。これは、一定の条件下で2012年か13年に再び格付けを引き下げる可能性が少なくとも3分の1あることを示す。
ユーロの信用不安の中で、フランスが格下げ。しかも、見通しはネガティブ。今年も荒れ模様になりそうだなあ。おまけにフランスは大統領選挙の年もであるのだなあ。
★仏格付けが最上級から転落、再選めざすサルコジ大統領に打撃 | Reuters => http://bit.ly/wOgZ4s
★国債格付け:仏、最上位から転落 米S&P、ユーロ9カ国を格下げ − 毎日jp => http://bit.ly/wiKse8
- 作者: 有田哲文
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2011/07/20
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