サムスングループ、骨肉の遺産争い。サムスングループの社員が尾行をしていた。あの本にあるような...

サムスングループの李健熙(イ・ゴンヒ)会長(70)を実兄である李猛熙(イ・メンヒ)氏(80)が遺産相続を巡る問題で提訴した問題が泥沼化の様相を見せてきた。李猛熙氏の長男で韓国の大手財閥CJグループ会長の李在賢(イ・ジェヒョン)氏(51)がサムスン系列会社社員に尾行され、取り押さえられた社員が警察に告発されるという事件が起きた。さらに2月28日になって李健熙会長の2番目の姉(77)も弟を相手に訴訟を起こしたことが明らかになった。

 サムスングループが遺産争いをめぐり骨肉の争いになっているという話がここへきて話題になっている。創業者のイ・ビョンチョル氏は三男のイ・ゴンヒ現会長を後継者に選んだわけだが、今になって、兄と姉が遺産が少ないと訴訟を起こしてきたらしい。で、この一件の場外乱闘で、サムスンの系列会社の社員が、遺産相続でもめている兄の長男(CJグループ会長)の車を尾行していて、取り押さえられたらしい。で、思い出すのが、先日読んだ『サムスンの真実』。このサムスンの元役員が書いた内部告発本の中にも、サムスンの尾行、盗聴の話が出てくる。この手のスキャンダル、内部告発を機に修正され、既に過去の話と思っていたら、まだ、やっていたのだろうか。だとすると、どこかサムスンの企業体質の話になってくるのだろうか。
★韓国サムスンお家騒動 創業者長男、遺産500億円請求 - 朝日新聞 => http://bit.ly/welatJ
サムスン遺産騒動 創業者の次女も現会長提訴 - 聯合ニュース => http://bit.ly/zMD5WG
★大財閥サムスンで遺産争い 現会長を兄、姉が提訴 - MSN産経ニュース => http://bit.ly/w1g6wP

サムスンの真実

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