暴走族が激減。原因は経済か、社会か、少子・高齢化か?
暴走族が激減している。東京都内の場合、ピークだった1980年には5379人だったが、今年1月に警視庁が把握したのは50分の1の119人。グループ内での厳しい上下関係が若者に敬遠されるようになったことに加え、長引く不景気でオートバイの改造などにかける金が不足しているのも減少に拍車をかけたとみられる。
暴走族が激減しているのだという。この記事だと、不況の影響で改造の費用がないという経済環境の悪化や上下関係の厳しさを嫌うという社会の変化をあげている。さらに、少子・高齢化による若年層の減少といった人口学的な問題も考えられる。いればいたで、うるさいし、怖いし、鬱陶しくて嫌だけど、減ったら減ったで、暴走族も棲息することができないような閉塞感フルスロットルの国になってしまったのかなあ、と思ってしまう。それはそれで憂鬱だなあ。
【やぶしらず通信・関連ログ】
・暴走族が1万人割れ。バイクも小型化...。少子・高齢化と経済衰退の象徴か... (2011年2月10日) => http://bit.ly/zfQpbg
・暴走族も少子高齢化?(2005年7月20日) => http://bit.ly/wsaJgh
- 作者: 戸井十月
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