チャンピオンズリーグ準決勝。バルセロナ敗れたり。第2戦引き分けでチェルシーが決勝へ

第1戦を1-0で先勝していたチェルシーイングランド)が、アウェーで行われた第2戦で昨季王者のバルセロナ(スペイン)と2-2で引き分け、2戦合計3-2として4季ぶりに決勝へ進出した。

チェルシー 2009/10シーズンレヴュー [DVD] 不安が的中してしまった。チャンピオンズリーグ準決勝、第1戦でバルセロナアウェーゴールを取れなかったのは嫌だな、と思っていたら、第2戦はその不安が現実化。この日もボールは7割以上、バルセロナが支配。それでも前半で2−0とバルセロナが先行、さらにはテリーも退場となり、チェルシーもここまでかと思ったのだが、前半ロスタイムにチェルシーアウェーゴールを決め、2−1。これが効いてくる。このままだと、第2戦でバルセロナが勝っても、アウェーゴールチェルシーの勝ち。第1戦でアウェーゴールを取れなかったことがずっしりと効いてくる。このあともバルセロナは、メッシがPKを外したり、チャンスをものにできず。最後の最後では、カウンターからフェルナンド・トーレスにゴールを決められ、2−2で万事休す。ホームでの敗北にメッシもシャビも呆然としていた。
 バルセロナは、ビジャもいないし、アビダルもいない。ピケも今日は先発だったものの、途中で負傷交代。若手もインパクトを欠き、かつての怖さがなくなってきた。となると、ボールをいくら支配されても最後を守ればいいと相手も次第に落ち着いてくるんだろうな。そんな、こんなで今日の試合はチェルシーの気合が勝っていた。キーパーのチェフはスーパープレイだったし、FWのドログバも10人になったとはいえ、最終ラインまで戻って守備に献身していた。テリーがアレクシス・サンチェスにひざ蹴りを入れて退場になっていたのはいただけなかったが、10人になって、かえって一体感が出たのかも。途中投入のフェルナンド・トーレスも結果を出したし...。
 で、バイエルン・ミュンヘンレアル・マドリードの準決勝の行方はどうなるのだろう。
チェルシー、ドラマに満ちた番狂わせ=10人で挽回、バルサ破る−サッカー欧州CL - 時事ドットコム => http://bit.ly/ICSB0b
チェルシー、10人で耐え抜いて決勝へ - Goal.com => http://bit.ly/JxHUQy

 バルセロナ中心の編集になるのはわかるけど、ちょっとタイミングが悪かった...