ノーベル賞にも、金融危機のカゲ。賞金が2割減額に

ノーベル財団はここ数年の世界経済の低迷のあおりを受けて、ことしのノーベル賞の賞金を63年ぶりに減額することになりました。「長期間にわたって高い水準の賞金を維持する責任があるため、適切な時期に必要な措置を取ることが重要だと判断した」としています。(略)ことしのノーベル賞の受賞者に贈られる賞金は去年までの1000万クローネから20%減額し、800万クローネ(日本円でおよそ9000万円)とするということです。

 金融危機に信用不安、低迷する株式市場...。どこの国でも運用は難しいのだなあ。運用収益をうまく稼げないとなれば、そのあがりも減っていく。というわけで、ノーベル賞も減額。欧州の財政再建話みたいだなあ。

知っていそうで知らないノーベル賞の話 (平凡社新書)

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