中学3年生が、就寝中の両親をバットで殴って殺そうと...。思い出すのは、あの事件...

両親と妹をバットで殴って殺そうとしたとして、岩手県警水沢署は１６日、殺人未遂の疑いで、奥州市の中学３年の男子生徒（１４）を現行犯逮捕した。逮捕容疑は１６日午前３時４０分ごろ、奥州市内の自宅で、２階の寝室で寝ていた会社員の父親（３１）、会社員の母親（３７）、小学３年の次女（８）の頭を木製バットで次々に殴り、頭の骨を折るなどの大けがをさせた疑い。３人は市内などの病院に運ばれたが、命に別条はないという。

　寝ている両親にバットで殴る。生命に別条がなくてよかったけど、この話を聞いて、すぐに思い出すのは、この事件だな。
★神奈川金属バット両親殺害事件 - Wikipedia => http://bit.ly/PqPV8l
　1980年に起きた、この事件、衝撃的だった。それだけに、いくつもの本を生み出している。

金属バット殺人事件 (双葉文庫―日本推理作家協会賞受賞作全集)

うちのお父さんは優しい―検証 金属バット殺人事件

金属バット殺人事件―戦後ニッポンを読む

　藤原新也の『東京漂流』でも、この事件が取り上げられ、印象的だった。

東京漂流 (朝日文庫)

　時代を象徴する事件だったのだな。1980年のことだから、事件を起こした20歳の予備校生も、もう52歳かあ。今度の事件は何を象徴しているのだろう。
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