ファリード・ザカリアが盗用問題を起こしていたのだ...

米CNNテレビと米週刊誌タイムは16日、今月10日に記事盗用を認め、両社から起用停止の処分を受けた著名なインド系ジャーナリスト、ファリード・ザカリア氏について、調査の結果、問題になった銃規制強化を論じる記事のほかに同様の過失はなかったとし、同氏の起用を再開すると明らかにした。AP通信が伝えた。

 記事は、盗用問題があったけど、1件だけだったので、CNNとタイムの仕事に復帰しましたという話だけど、この記事を読んで、ファリード・ザカリアがこんな事件を起こしていたことに気づいた。そんな話があったのだ。悲しいなあ。Newsweekの顔ともいえる名物外交記者だったが、最近はCNNで番組を持つキャスターとして目立っていた。テレビで忙しくなると、仕事が荒くなるのかなあ。放送ジャーナリストにも優秀な人がいるし、偏見かもしれないけど。でも、米国のメディアも盗用の事実は認めて、1件だから、すぐに復帰というのは、米国のジャーナリズムも、ずいぶん甘くなったのだなあ。ザカリアももはや、ジャーナリストというよりも、メディア界のセレブなのだろうか。悲しいなあ。

アメリカ後の世界

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