野田首相が国連総会で演説。でも、テレビを見ていて思ったのは空席の多さ

野田佳彦首相は26日午後(日本時間27日未明)、国連総会で一般討論演説を行った。首相は、沖縄県尖閣諸島をめぐる中国との対立や韓国との竹島領有権問題を念頭に、領土や海域をめぐる紛争に関し「どのような場合であっても国際法に従い平和的な解決を図る」との立場を表明した。中韓両国を刺激しないよう、尖閣竹島に直接言及することは避けた。

 野田首相が国連演説。テレビを見ていて気がついたのは、空席が目立つこと。というか、ほとんど席が空いていてガラガラ。昨日の玄葉外相の国連演説でも議場は空席ばかりのように見えた。だからか、ニュースでも議場の風景はちょっと映るだけ。領土問題はどこの国でも抱えているから、こうした案件がかかると思われる演説では席を外すのか、それとも、日本に対する関心の低さか。あるいは、国連自体が各国の主張を国連の議事録に残し、自国向けのメディアにアピールする場で、もともと、このぐらいの出席率で、よほどのイベントでないと、議場は埋まらないのだろうか。テレビニュースを見ながら、そんなことを考えてしまった。
★外相、国連演説で国際裁判を強調…竹島を念頭に : 読売新聞 => http://bit.ly/SmyARD

国連の政治力学―日本はどこにいるのか (中公新書)

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