大王製紙・前会長に懲役4年の実刑判決

大王製紙の井川意高前会長が、グループ企業から巨額の資金を引き出し海外のカジノで使っていた事件で、東京地方裁判所は「ギャンブルで勝てば借金を返すことができるという非現実的な考えで犯行を重ね被害を拡大させた」と指摘し、懲役4年の実刑を言い渡しました。大王製紙の前の会長、井川意高被告(48)は去年、グループ企業7社から合わせて55億円余りを不正に引き出し、海外のカジノで使ったとして特別背任の罪に問われました。

 おお。経営者が経済事件を起こして有罪になっても、執行猶予付きで、実刑に服すことはないかと思っていたら、時代は変わったのだなあ。まあ、不正の規模が55億円と大きいことはあるんだろうが、特別背任で実刑判決かあ。これまで例があったのだろうか。韓国でも財閥の快調に実刑判決が出たようだし、経済犯罪への厳罰化は世界の流れなのかな。
★ハンファ会長に実刑判決、韓国経済界に激震 - JB Press => http://goo.gl/pjKOy

トップの暴走はなぜ止められないのか

トップの暴走はなぜ止められないのか