チュニジアで人気の子ども向け雑誌が火炎瓶の作り方を掲載したとして、関係省が出版社などに対する捜査を求める方針を示した。当局が9日明らかにした。この雑誌はアラビア語で「虹」を意味する「Qaws Quzah」という名前で、その中の1コーナーで火炎瓶の詳しい作り方や略図を掲載。「作製や使用が簡単なため、暴動や妨害行為にしばしば使用される即席の武器」と説明していた。雑誌の対象年齢は5─15歳で、政治的な背景はない。
「中東の春」の発火点、チュニジアはやはり熱いのだろうか。子ども雑誌に、火炎瓶の作り方が出ていたのだという。「モロトフ・カクテル」とか、うんちくも書いてあったのだろうか。雑誌に「政治的な背景」はないというが、日本も大学や路上で火炎瓶が飛び交った熱い時代には、少年マンガ週刊誌あたりに「火炎瓶とは」とか図解で出ていそうだなあ。どうだったんだろう。チュニジアにしても時代の空気を反映した誌面に敏感な編集者が走ってしまったのかもしれないけど、子どもが興味半分で作ったりしたら、危ないよなあ。
で火炎瓶、ウィキペディアにも、それなりに作り方が書いてあったりする。爆弾というと、「腹腹時計」なんていう本もあったなあ(地下出版で、伝説として知っているだけで読んだことないけど)。
★火炎瓶 - Wikipedia => http://bit.ly/OpzzQP
★腹腹時計 - Wikipedia => http://bit.ly/RaqGrc
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