複雑怪奇な尼崎の死体遺棄・行方不明事件に似ているという北九州連続監禁殺人事件の本

兵庫県尼崎市梶ケ島の民家で3人の遺体が見つかった事件で、昨年のドラム缶遺体事件で主導的な役割を果たしたとされる角田美代子被告(64)=死体遺棄罪などで起訴=の周辺や縁戚関係にあるうち、捜索願が出されている7人を含む男女計8人が所在不明になっていることが17日、捜査関係者への取材で分かった。県警は、発見した3遺体の身元特定を急ぐとともに、不明者の一部が殺害され県内外に遺棄された疑いもあるとみて全容解明を進める。

 連日、話題になっている尼崎の死体遺棄事件、複雑怪奇で、新聞やテレビに出てくる事件関係者の図を見ても、今ひとつ、人間関係がわからない。遺体が見つかった3人のほかに2人殺されたという話もあるし、主犯とされる容疑者の周辺では8人が行方不明になっているという。大量連続殺人事件の様相を呈してきた。それも親族・知人を食っていたというところが異常。そして、この事件の解説するコメンテーターが必ずといっていいほど引き合いに出すのが「北九州連続監禁殺人事件」。この事件、あまり覚えていなかったのだが、ウィキペディアを見ると、2002年に発覚した事件で、6人が殺害され、1人が傷害致死と7人もの犠牲者を出している。しかも、被害者は加害者の親族や知人ということで、確かに似ている。衝撃的な内容だけに、いくつも本が出ていた。
★北九州監禁殺人事件 - Wikipedia => http://bit.ly/MRlV76

消された一家―北九州・連続監禁殺人事件 (新潮文庫)

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北九州連続殺人事件の教訓

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