iPad mini1台の値段で、KindleのFire HDとPaperwhiteが買えてしまうのだ。うーん。

 そろそろ新しいタブレットに買い換えようかと思って、iPad miniの発表を待っていたのだが、一夜明けて気になるのは、日本での発売日と価格が決まったKindleのほうだった。スペックも使い勝手も違うし、単純に価格で比較していはいけないとわかっていながらも、値段のインパクトは大きいなあ。タブレットを買うとすれば、32GBタイプにしようかと思っていたのだが、iPad miniは、Wi-Fiモデルで3万6800円。それがKindleは...

Kindle Fire HD 32GB タブレット(第2世代)

Kindle Fire HD 32GB タブレット(第2世代)

こちらが1万9800円なり。さらにもう1台
Kindle Paperwhite Wi-Fi (第5世代)

Kindle Paperwhite Wi-Fi (第5世代)

こちらがWi-Fiモデルで8480円。2台買ったとしても、合計で2万8280円。お釣りが来る。アップル製品には、ブランド+デザイン+使いやすさのアップル・プレミアムが加算されているとは、わかっていても、そこまで出す価値があるのかどうか...。
 加えて、製品で気になっているのは、従来のiPadとの互換性を意識してか、液晶画面を4:3なのだが、結果、横幅が広くなっている。自分は手が小さいだけに使いにくそうな...。従来のiPadをそのまま縮小したようで、あまりカッコもよろしくない。ジョブズはこの製品ぐらいまではチェックしていたのだろうか。
 一方、Kindle側で気になるのは、Fire HDもさることながら、Paperwhite。本を読むということでは、E-inkの世界を体験してみたい。雑誌的なものはカラーがいいが、文字を読んでいると、やはり従来の液晶画面は目が疲れる。本当は読書用とウェブ/アプリ用とタブレットも両持ちしたいと思うのだが、そうなると、価格が気になりだす。そんなこんなで、iPad miniを待っていたはずが、心はKindleへと揺れ動いている。そうこうするうちに、nexus7も32GB版を大胆な価格設定で出してくるというウワサもあるから、年末にかけて、さらに迷いは深まりそうだなあ...。
★アップル - iPad mini - ミニなのは、サイズだけ。 => http://bit.ly/RfnMET