小沢一郎氏の陸山会事件。東京高裁の控訴審も無罪判決

資金管理団体陸山会」の土地購入を巡り、政治資金規正法違反(虚偽記載)に問われた「国民の生活が第一」代表、小沢一郎被告(70)の控訴審判決で、東京高裁(小川正持<しょうじ>裁判長)は12日、1審の無罪判決を支持し、検察官役の指定弁護士の控訴を棄却した。指定弁護士側は2週間以内に上告するか否かを判断するが、憲法違反や判例違反などの要件を満たすのは困難とみられる。

 これで検察官役の指定弁護士もやることはすべてやったということで、最終判断になるのかな。しかし、去る者、日々に疎し、と言うか、橋下さんの「維新の会」、石原さんの新党結成、自民党の安倍総裁・石破幹事長新体制などといった流れのなかで、小沢一郎さんは、すっかり忘れ去られた存在になってしまったなあ。何か、起死回生の策を持っているんだろうか。東京都知事選出馬なんていうのが最もスゴイ手かもしれないけど。

小沢一郎vs.特捜検察、20年戦争

小沢一郎vs.特捜検察、20年戦争