ガザ地区でパレスチナとイスラエルの対立がエスカレートしている

イスラエル軍は１６日夜から１７日未明にかけ、イスラム原理主義組織ハマスが実効支配するパレスチナ自治区ガザで空爆作戦を続行した。ハマスによると、ガザにあるハマス政治部門の本部が爆撃を受け、目撃情報によると、建物に大きな被害が出ている。

　イスラエルの空爆でハマスの軍事部門司令官が暗殺されてから一気に両者の対立が激化。ハマスはイスラエルにロケット弾を撃ち込む報復に乗り出し、一方のイスラエルは地上戦の準備に入ったといわれる。イスラエルは年明け、総選挙で、選挙が近づくと、政権はガザ攻撃でタカ派的な姿勢を見せるという説も。ただ、これまでと状況が違うのは、「中東の春」を経たエジプトは既にイスラエルの友邦ではないこと。両者の暴力がエスカレートした果てに、何が起きるのだろう。イスラエルに米国が、ハマスにトルコ、カタール、エジプトなどが自制を求めることはできるのだろうか。
★イスラエル空爆、ハマス軍事部門司令官を殺害 - MSN産経ニュース => http://on-msn.com/T7nGQQ
★エルサレム近郊にロケット弾着弾　NHKニュース => http://bit.ly/T7nJfs
★Israel expands air assault in Gaza - Al Jazeera English => http://aje.me/T7o7uu