インテルCEOが退任。ウィンテル時代の終焉、スマホの時代?
アメリカの大手半導体メーカーのインテルは、2005年から経営の指揮をとってきたポール・オッテリーニCEO=最高経営責任者が来年5月に退任すると発表しました。トップの交代で、出遅れていたスマートフォンやタブレット端末への対応を加速させるねらいがあるものとみられます。(略)インテルは、スマートフォンやタブレット端末への対応の遅れから業績が伸び悩み、さらに主要なパートナーだったマイクロソフトがインテル以外のメーカーからパソコンの半導体の供給を決めたこともあり、企業の価値を表す時価総額では、今月初めてライバルの半導体メーカー「クアルコム」に抜かれました。
かつてパソコン全盛期には、マイクロソフトのウィンドウズとインテルのチップということで、ウィンテルが世界を席巻したものだが、盛者必衰というか、インテルは時価総額でモバイルの雄、クアルコムに抜かれ、CEOも交代かあ。iPod、iPhone、iPadで、我が世の春を謳歌するアップルもマイクロソフトの時価総額を抜いているし、本当にウィンテルの時代が終わったのだなあ。スマホの時代かあ。日本のエレクトロニクス・メーカーも見事にスマホに乗り遅れたが、どうやってスマホ、タブレット分野で戦っていくのだろう。かつては、シャープのザウルスとか、面白いガジェットをつくっていた国なのに。
★米半導体クアルコム、時価総額でインテルを逆転:日本経済新聞 http://s.nikkei.com/ROD4iy
★アップルの時価総額が史上最高、99年のマイクロソフト上回る | Reuters http://bit.ly/Wrd9Cc
- 作者: アンドリュー・S.グローブ,Andrew S. Grove,佐々木かをり
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